公務員の嗜み

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公務員の資産運用やライフハック、趣味などについての雑記ブログです。

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公務員の資産運用

 今日の話題は、公務員の資産運用についてです。

 

〇こんな人に読んでほしい

・FIREに興味がある

・資産運用してみたいけど何をしたらいいかわからない

 

〇目次

・資産運用の必要性

・公務員の自分が資産運用するわけ

・公務員ができる資産運用

・資産の種類6選

・初心者おすすめの資産運用

 

・資産運用の必要性

 そもそも今日、この話題を選んだのは友人から受けた資産運用、特に確定拠出年金の資産クラスの割合に関する相談がきっかけです。その方は民間企業にお勤めで、年収も私の1.5倍くらい(おそらく)。でも資産運用はほとんど知識がなく、NISAで株主優待のある日本株に投資しているのと、企業が勝手にやってくれている確定拠出年金、給料から勝手に天引きされている自社株買いぐらいという状況でした。詳しくは聞いていませんが、資産のほとんどを現預金で持っているものと思われます。

 ご存じの通り、日本のみならず世界中が今、空前の低金利時代。現預金で預けていてもお金は全然増えていきません。というか株や債券などの価格が上昇しているので、相対的に現金の価値はどんどん目減りしていっています。

 ですので必然、現預金以外の資産を持っていないと何もしていないのに、どんどん自分の持っている資産の価値が下がっていくという恐ろしい時代です。

 そこで必要になってくるのが、資産運用というわけです。こんなこと学校では教えてくれませんよね。

 

・公務員の自分が資産運用するわけ

 とはいえ、日本で、しかも公務員として終身雇用で働いていて、現預金や定期預金だけで資産運用(と言っていいのかわかりませんが)していても生活に困ることはほぼありません。公務員の給料って人事院勧告で民間給与と比較してあげなさい、下げなさい、って言われているうえにクビになる可能性も、よっぽど飲酒運転など法律に触れたりすることをしない限りはありませんので。

 一方で、終身雇用を前提に給与体系が組まれているので、今はやりのFIRE(経済的に自立して早期リタイアすること)を目指すには公務員は不利な状況です。自己紹介にも書いていますが私は時間=命だと思っていて、管理職になって部下をマネジメントしたり、行政職として忙しく過ごすより自分の趣味やチャレンジしたいこと(ブログもその一環です)をやることに人生を費やしたいと思っているわけです。そういう状況に自分が置かれたときに、FIREを選択肢の一つに持っておきたいので、それができるだけの環境を整備しておくために、経済的自立を勝ち取っておきたい、と思うのです。

 

・公務員ができる資産運用

 公務員は副業が禁止ですので資産運用にもちょっとだけ縛りがあります。例えば(民間でも禁止でしょうけど)業務時間中にデイトレーダーとして株や先物取引やFXの板に張り付いていたり、事業規模での不動産経営などはできません。

 そんなわけで、公務員でもできる資産運用は基本的に①業務時間外に取引ができて②事業規模ではなくて③ほったらかしに近い運用ができるものになってきます。グレーゾーンとかギャンブルに近い(暗号資産など)物を除けばこんな感じになってきます。

 

・資産の種類6選

①現金、預貯金

 キャッシュイズキング。すぐに使えていろんな資産に変えることが容易な資産です。半面、超低金利時代の現在はその相対的な価値が下がってきています。外貨もここに入ってくるでしょう。

 

②株式(外国株を含む)

 資産運用といって、多くの人が最初に思い浮かぶのが株式ではないでしょうか。値上がりによるキャピタルゲインのほか、配当によるインカムゲイン日本株のなかには株主優待なども楽しみな資産です。一方、景気に左右されて大きく値が下がったり上がったりするので怖いイメージを持つ方も多いと思います。

 

③債券

 日本国内の国債や地方債や社債、外国債などがあげられます。株に比べると値上がりも値下がりも緩やかで安定した資産形成が可能な資産です。必然的に株式に比べると歴史的に見て、資産の増え方は緩やかです。

 

投資信託

 株式や債券などの詰め合わせ商品のようなもの。個別株や債券などに比べて、自分で運用することは少ないので初心者向けと考えられます。一方で、取引手数料や信託報酬などコストがかかるものなので、それらが高くないものを選ぶのが重要です。

 

⑤保険

 資産に入れるべきか悩みましたが、多くの方が保有しているので、資産として挙げさせていただきました。生命保険や貯蓄型保険などいろんな保険がありますが、資産運用としてできることは限られています。

 

⑥不動産

 リアルエステート。かなりまとまった金額(数百万から数億円)がないと手が出せないので多くの方は自宅を除き一生触れることなく過ごす資産です。一方で収益物件は年利数%から数10%を狙うことができ、持つ者と持たざる者の差が最も大きい資産ではないでしょうか。REITも不動産の一種と考えられますが、株式に近い性質なのでここでは割愛。

 

・初心者おすすめの資産運用

 おそらくこの記事の中で最も多くの方が興味のある項目がここではないでしょうか。 

 投資歴10年以上の私が、今から何の知識もなく、まず初めに何を買うべきかというと。。。

 

 ④投資信託

 

 です。

 

 理由としては、何より勉強することが少ないことがあげられます。個別株や債券、そして不動産などは勉強することがいっぱいです。PERやROI、B/S、P/Lに法律など資産運用は勉強し始めると覚えるべきことが非常にたくさんあります。

 一方で、投資信託は自分がこれから伸びると思うものに対して、売買手数料や信託報酬の少ないものを選んで証券会社などから買えばあとはほったらかしにすることができます。

 銀行に行って、定期預金を作るのと労力的にはたいして違わない、自宅で完結できる点を考えれば、それより楽だと考えることもできます。

 ただ、初心者向け、ということは裏を返せば、ぼったくり投資信託も数多く存在していることも注意しなければなりません。私のおすすめとしては、対面型の証券会社や銀行ではなく、ネット証券で購入することをお勧めします。

 さらに少しの労力をかけることができる方は、ネットで証券口座を開いてETFを買うことをお勧めしますが、ここについてはまたの機会に触れてみましょう。

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 ではではー。

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