IP電話のススメ
今夜の話題は、IP電話についてです。
〇この記事を読んでほしい方
・IP電話って何かわからない方
・個人情報としての電話番号の流出の怖い方
・電話代を安くしたい方
〇目次
・IP電話を使っています
・IP電話のメリット・デメリット
・IP電話を使って思ったこと
・IP電話を使っています
IP電話を簡単に言うと、050から始まる電話番号で、インターネット回線を用いた電話のことです。イメージとしてはスマートフォンなどで普段使っている普通の電話回線とLINEなどのアプリを使った通話を足して2で割ったような感じでしょうか。
そもそも、私がなぜIP電話を使い始めたかというと、私がガジェットオタクであり、固定費が嫌いであることが発端です。順を追って説明していくと、非常に古い話になって恐縮なのですが、私はその昔SONYのXperiaを使っていたのですが、固定費を削減したいと考え、MNO（DoCoMo）の今では考えられない通信費（月に〇万円とか）を削減したいと考え、主回線とは別にMVNOも契約して主回線のデータ通信契約を打ち切り、普段はMNOのSIMをさし、データ通信が必要な際はMVNOのSIMに差し替えるという荒業で通信費を大幅に削減（それでもMNO1,500円、MVNO3,000円とか）していました。（この技の応用はahamoなどのMNO回線が安くなった今でも使い道があります。詳しくは”デュアルSIMスマホのススメ”をご参照ください）
いっそのことMNVOにMNPしたいと考えていましたが、残念ながら当時はガラケーの知人も多く、キャリアメールだけは維持しなければならないという縛りがあったため、やむなく上記方法をとっていました。が、この方法では、毎回SIMを差し替えなきゃいけないし、データ通信を行っている際に万が一電話がかかってきた場合、私は圏外にいることになってしまうため非常に使い勝手が悪いものでした。そこでインターネットさえつながっていれば通話ができるIP電話を契約して、MNOにかかってきた電話をすべてIP電話に転送するという方法をひらめきました。当時はIP電話の基本料金が無料の事業者があったため、導入費用は0円でした（現在はその事業者は新規受付を停止しています）。
・IP電話のメリット・デメリット
まずメリットですが
①IP電話はインターネット回線を経由して通話するので、固定電話よりも比較的低コスト（1回線基本料月額330円、通話料3分8.8円とか）です。具体的な料金は事業者によって異なるため、よく比較して選ぶことが大切です。
②万が一流出しても困らない電話番号を持てます。これは、今の時代、割と大きなメリットではないでしょうか。保険とか車とかの一括見積サイトをはじめ、電話番号を登録するのに躊躇してしまう場面でも気軽に電話番号を登録することができます。
③同じプロバイダのIP電話同士なら通話料無料です。これは、現在ではそこまで大きなメリットではないかなとも思いましたが、念のため。知人同士ならそもそもLINEなどが通話料無料なので現在ではすたれてしまいましたが、昔はIP電話を知人にも導入してもらっておうちのWifiにつなげば通話料無料で長電話できたので重宝しました。
④留守番電話も無料です。これは私の使っている事業者に限ったことかもしれませんが、怪しげな電話番号はとりあえず出ずに、留守番電話にメッセージを残させるというのはしつこい勧誘などを避ける意味でもメリットだと思います。
逆にデメリットは
①月額費用がかかる。それでも、普通の電話番号を一つ増やすのに比べれば、大幅に安い料金で上記メリットを享受できるので利用価値はあると思います。
②音質が悪いです。MNOの通話品質に比べれば音質は悪いと思います。が、そういうものだと割り切って、最低限会話ができればいいと考えればやはり利用価値はあると思います。
・IP電話を使って思ったこと
とりあえず、無料で導入できた時期は、作っておいてよかったなあ、というのが感想です。車や保険などの一括比較サイトなど、営業電話がすごそうなサイトでも躊躇なく登録できるのは私にとってはとても大きなメリットです。ものでもサービスでも、あい見積もりをとる、というのが相場を知ること、ひいてはコスパよく生きていく上では不可欠だと思うのでそういったサービスはどんどん利用すべきだと思いますが、電話番号は現代社会において非常に重要な個人情報です。それを無料（今から新規なら月額330円程度）で持てるというのは非常に便利です。
今夜はこの辺で。ではではー。
