公務員の嗜み

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公務員の資産運用やライフハック、趣味などについての雑記ブログです。

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国内ETFを買ってみよう

 ここ数日で、急に寒くなりましたね。体調を崩して2日ほど寝込んでしまいました。

 

 今夜の話題は、資産運用初心者講座、国内ETF(以下ETF)を買ってみよう、です。

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ETFを買ってみよう



〇この記事を読んでほしい方

・投資に興味を持っている方

ETFって何?と思ってる方

投資信託を買ってみた方

 

〇目次

ETFを買おう

ETFのメリット、デメリット

ETFの具体的な買い方

ETFで資産運用して思ったこと

 

ETFを買おう

 ETFとは、証券取引所に上場している投資信託で、「Exchange Traded Funds」の頭文字をとりETFと呼ばれています。”投資信託を買ってみよう”で紹介した投資信託との違いは市場に上場しているかいないか、という点です。ではなぜ、私が投資信託を買った次のステップとして、ETFをおススメするのかといえば、今後さらに紹介していく予定の個別株やREITなどと取引の方法が同じだからです。注文方法に関してもETFでは株式投資と同様に指値・成行注文が可能です。

 投資を勉強していくと、実に様々な投資商品が目に入ってきます。金などのコモディティやFX、果ては暗号資産にソーシャルレンディングなど、魅力的に映る商品もたくさんあるでしょう。もちろん投資は自己責任の世界ですから、何に投資しても個人の自由です。しかし、あえて言わせていただければ、私がおススメするのは株式と不動産です。もう十分に資産額が大きく、これ以上増やす必要がない方には債券もおススメですが、この記事を読んでいるほとんどの方は、もっと資産を増やしたいとお考えだと思いますので、この二つをおススメさせていただきます。

 

ETFのメリット、デメリット

 ETFの(特に投資信託と比べた)メリットは①取引にかかるコストが小さいこと②ぼったくりファンドがないこと、逆にデメリットは①投資信託と比べると圧倒的に本数が少ないこと②積み立て投資がしにくいことがあげられます。

 順番に見ていくと、まず①取引にかかるコストが小さいことについては、実は最近の投資信託は購入時手数料が0円(ノーロード)のものや、信託報酬もETFと大差ないものが出てきましたので、この二つに注目して投資信託選びをすれば、両者の違いは大きくありません。

 次に②ぼったくりファンドがないことですが、これがETFを選ぶメリットの最も大きなものではないでしょうか。ある投資信託では購入時手数料が3%を超え、信託報酬も1.5%を超えるものがあります。この投資信託は100万円買った瞬間に3万以上の損が確定し、その後も毎年1万5,000円近く損し続けるのです。しかし、投資は自己責任、という名目のもと堂々と売られているのです。一方で、例えば私が保有している銘柄コード1557 SPDR S&P500 ETFであれば購入時の手数料は証券会社によりますが、楽天証券SBI証券松井証券などを利用すれば一定額までは0円で取引ができますし、信託報酬は0.0945%です。どちらを選んだ方が損する確率が高いかは一目瞭然ですね。

 逆にデメリットの①投資信託と比べると圧倒的に本数が少ないことは、投資信託は約6,000本あるともいわれ、その中から自分の投資方針に合った投資信託を見つけることができれば、それは200本あまりしかないETFに比べ大きなアドバンテージになります。ETFで投資できる市場や国などは投資信託と比べて限られています。ETFで投資されていない市場や国に投資するなら投資信託を活用することになります。が、本数が少ないということはメリットにも書いた通り、ぼったくりファンドを選ぶ確率が低いともいうこともできます。

 最後に②積み立て投資がしにくいことについては、一部の証券会社を除き、ETFは自動積み立て投資ができません。積み立てによる長期分散投資ができることは個人投資家のメリットの一つでもありますので、ここを重視される方は投資信託で長期自動積み立て投資をされることをおススメします。

 

ETFの具体的な買い方

 ①ネット銀行とネット証券口座に口座を開きましょう。そして、確定申告が面倒な方は証券会社に口座を開設する際は特定口座、源泉徴収ありにするのをお忘れずに。

 ②ネット銀行に入金してネット証券に資金を振り込みましょう。ネット銀行は多くのコンビニなどで設置されているATMから入金することができます。最初は10万円もあれば十分でしょう。次にネット証券にログインしてネット銀行から資金を入金しましょう。多くのネット銀行からネット証券への入金は手数料無料で、購入資金に即時反映されます。

 ③好きなETFを選んで購入しましょう。ここは完全に自己責任の世界になってしまいます。あくまで参考程度に、私が買っているETFをさらすと、先ほども紹介した銘柄コード1557 SPDR S&P500 ETFがおすすめです。理由は投資にかかるコスト(信託報酬率)が低いこと、今後も成長が期待できるアメリカの優良な企業の集まりであるS&P500に投資するファンドであることです。実際に2019年にこのETFを買った当初の平均取得単価は29,823円でしたが、今(2021年10月19日現在)は51,000円となっており約71%もの値上がりをしています。投資信託と違い、市場で取引されているものですので、とりあえず、今の値段で買いたい方は成行で、ある程度慣れてきて、いくらで買いたいと、考えられるようになった方は指値で注文をされるとよいでしょう。

 

ETFで資産運用して思ったこと

 私の最初の資産運用は日本の個別株からでした。もちろんその時に学んだPERやPBRなどの指標、財務諸表の見方などは今でも役立っています。が、投資初心者にこれをお勧めするかと言われれば、答えはNOです。勉強にかかる時間のわりに得られるリターンはETFとの差が小さいからです。これも経験談になりますが、ETFで資産運用を始めてから投資にかかる時間は劇的に減りました。なにせ、企業分析が必要ないのですから。自分の投資方針に合ったETFを見つけることができれば、あとは放っておくだけでよい、というのは大きなメリットです。

 

 今夜はこの辺で、ではではー。

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