公務員の嗜み

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公務員の資産運用やライフハック、趣味などについての雑記ブログです。

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海外のETFを買ってみよう

 

この記事を読んでほしい方

  • 海外のETFに興味のある方
  • 日本株の成長に疑問を抱いている方
  • 投資信託ETF、国内個別株、REITに投資をしている方

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海外ETFを購入してみよう

海外ETFの魅力

 今夜の話題は、資産運用脱中級者講座、海外のETFを買ってみようです。海外ETFは私の資産運用の現在の主戦場でもあります。海外ETFの魅力は何といっても、成長の期待できる国の株式や債券などに投資できることでしょう。日経平均は平成元年につけた最高値3万8915円をいまだ超えられず、30年間で12.4%しか上昇しまていませんが、米国のS&P500は30年前の12.4倍にも達し、いまだに連日の最高値更新を続けています。

海外ETFのメリット3選、デメリット2選

 海外ETFのメリットは、

  1. 手数料率が低いこと

  2. 様々な指数に連動したETFを買えること

  3. 証券会社によっては、手数料無料で買付することができること

 でしょうか。

 まず1.手数料率が低いことについては例えば、S&P500に投資するETFを見てみると、日本国内で買えるETFである銘柄コード2558MAXIS米国株式(S&P500)上場投信の手数料率は0.0858%以内、投資信託であるeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬は0.0968%以内とされています。一方で米国で上場しているティッカーコードVOO バンガード・S&P500 ETFの手数料率は0.03%です。投資信託、国内ETFとも十分に低いですが、長期にわたって大きな金額を投資する場合には、無視できない差になります。

 次に2.様々な指数に連動したETFを買えることについては、S&P500だけではなくNASDAQ100に連動したティッカーコードQQQ Invesco QQQ Trust Series 1や、高い配当利回りの銘柄で構成されているティッカーコードVYM VANGUARD HIGH DIVIDEND YIELD ETF米国債券に投資するティッカーコードBND Vanguard Total Bond Market ETFなど、非常に多くの銘柄に投資をすることができます。

 最後に3.証券会社によっては、手数料無料で買付することができることについては、一部の証券会社では、一部の海外ETFの買付手数料は無料となっています。海外ETFの入門としてはこれはうれしいですね。

 

 逆にデメリットは、

  1. 米ドルなどの現地通貨に両替する必要があること

  2. 現地の景気動向を肌身に感じられないこと

 でしょうか。

 まずデメリット1.米ドルなどの現地通貨に両替する必要があることについては、海外通貨に両替する際に手数料がかかること、為替リスクがあることがデメリットです。しかし、優良な証券会社を選べば、一通貨単位当たり25銭程度、外貨積み立てを利用すれば4銭でドル転することが可能です。ここについては需要があったら書いてみようと思いますので、ご興味がある方はコメントなどいただけるとありがたいです。一方で、手数料が0円だけど、為替手数料が割高な証券会社もあるので、注意が必要です。

 次に2.現地の景気動向を肌身に感じられないことについては、見落とされがちですが、結構重要なポイントだと思います。日本に住んでいて日本株に投資する一番のメリットは、肌感覚で、景気動向や、事業内容について、判断ができることだと思うので、グローバルな企業ならともかく、海外に投資する際は、商習慣や、肌で感じる景気動向は現地の人に比べて鈍感にならざるを得ません。

海外ETFで資産運用してみて思ったこと

 正直に言って、投資信託や、国内ETFでも、海外の有名な指数に投資することは可能ですし、投資成績も大きくは乖離しません。投資は、やるか、やらないかが最も大きな分かれ道で、手法はそこまで重要ではないと思っています。しかし、投資を始めると、ちょっとしたコストにも敏感になりますし、よりコストの低い投資方法を求めるようになっていきます。今回の記事がそういった、投資中級者のお役に少しでも立てれば幸いです。

 

 今日はこの辺で。ではではー。

 

 

 

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